価格.comによるWiMAXのクチコミ

価格.comのクチコミ

価格.comと言えばネットが普及してきた時代から長い歴史のある企業サイトであり、あらゆる商品の評価や口コミ情報が寄せられ、Amazonがオンラインショッピングの主流になる前は日本ではよく消費者に愛用されてきた有名所です。今回は、そんな価格.comで掲載されているUQ WiMAXのクチコミを大量に拝見させていただき、その中からいくつかに分けてよく目にするレビューをまとめて紹介していきたいと思います。

よく見るクチコミまとめ

回線速度に不満がある

現在 価格.comで最もよく見かけるクチコミは回線速度自体が遅いという内容のレビューでした。これに関しては固定回線でも最も多い批判的な意見ですが、WiMAXでも同じように、インターネット回線としての利用を断念する人の多くが回線速度に対する不満でした。

 

掲載されているクチコミは2021年夏までのものしか見当たらなかったため、当時は5Gが一般化されておらず、高速通信が可能なルーター端末を使っている人自体が多くはありませんでしたが、それでも最大で400Mbps〜1Gbpsまでの速度がWiMAXなら出せると明記されているのに、実際には10Mbpsや1Mbpsの速度しか出ていないとなると、やはり批判的なクチコミが価格.comに書かれてしまうのは無理もないでしょう。

 

固定回線と同じように、せっかくフレッツ光を契約して最大で1Gbps出せるという話を聞いても、実際に試してみたらプロバイダや有線LANケーブルなどの問題により4Mbps程度しか通信速度が出なかった・・・なんて現実にぶつかると、消費者は怒りのクレームを申し付けるものです。私も過去にフレッツ光にクレームを入れていましたが、本当の原因はフレッツ光なんかではなく、プロバイダだったんですね。

 

この点に関する最大の問題点は、消費者はインターネット回線にあまり詳しくはないが、それでも便利なサービスの自分にとって都合の良いセールスポイントにしか目が行っていないため、あとで勝手に騙された気になってしまう部分です。

 

実際問題、WiMAXはあくまでも最大で○○Mbpsの速度が出せるとしか言っておらず、その上で通信速度が不安定な時間帯や場所があることを事前に伝えています。人口カバー率自体は99%らしいですが、どの地域でも安定して最大速度が出せるとは一言も言っておらず、だからこそトライWiMAXというお試しサービスまで提供しています。

 

もちろんUQ WiMAXを擁護したいわけではありませんが、価格.comのクチコミを読み、真っ先に思ったことは、消費者側ももう少し事前に知っておくべきだと感じました。

回線速度に満足している 安定性もある

不思議なことに価格.comのUQ WiMAXに関するクチコミの中で2番目に多い内容が「サービスに対する高評価」でした。回線速度にも満足しているし、どこで使っても平日・休日ともに安定しているという内容です。しかし、最も多いレビューが回線速度に不満があるという内容なのに、どうして2番目に多い評価が真逆の内容なのでしょうか。

 

考えられる点としては、「電波拠点の近くに在住しており、生活圏内が狭い人が多い。」というものです。実際のところ、WiMAXの電波拠点から近い場所でWiMAXを使ってインターネットに接続する場合と、遠いところでインターネットに接続する場合では、かなり通信速度に差が出ます。もちろん安定性に関しても全く同じ事が言えるため、利用者の中には、特定の場所ではサクサクネットサーフィンができるのに、ある喫茶店の奥の座席ではプツプツと途切れてしまい満足にネットを楽しめないというケースも耳にします。

 

性質上、入り組んだ場所ではWiMAXの電波は届きにくいため、住んでいる場所やよく利用する場所によって人それぞれでネットの通信速度には差が出るのでしょう。だからこそ、最も多い価格.comで最も多いクチコミと2番目に多いクチコミは真逆の内容となっているのだと思います。

通信制限が酷い 通信容量が少なく不安定だと勘違い

3番目に多かった価格.comでのWiMAXのクチコミは「ギガ放題プランの通信容量が少ない」という内容でした。これに関しては公式サイトでは紹介されている通り、頻繁に高画質の動画を見る人にはWiMAXは向いていません。しかし、よく調べもせずにWiMAXを契約してしまう人は非常に多く、なぜか契約後に初めて規制があることを知る人も多いです。

 

これに関しては公式サイトに明記されている文章をよく読むだけでなく、事前に3日で10GBという数字がどれくらいの容量なのかということを計算しておかなければなりません。公式サイトではUQにとっては都合の良い数字が並べられているため、それを簡単に真に受けず、他のサイトなどを使って実情を調べておけば良いだけです。また、YouTubeなどの動画サイトで動画を視聴する場合には、画質の設定を高画質から標準画質に下げるとどれだけ通信量に差が出るのかも事前にしっかりと把握しておきましょう。

 

そして最も問題なのが通信容量をオーバーしてしまったために「規制」に引っ掛かってしまい、まるでWiMAX自体回線が不安定だと錯覚してしまうことです。いつもはこの場所で満足の行く通信速度が出ているのに、なぜか今日に限って回線が重い。一体それはなぜなのか、よく分からない人は事前にUQ WiMAXの説明をよく読んでいない人です。3日で10GBを超えるとギガ放題プランの場合は規制が入って通信速度が1Mbpsに減少されますし、ハイスピードエリアモードを使いすぎていてもサックリと1Mbpsに規制されます。規制自体はそう長く続きませんが、もしもライトプランで契約をしているとWiMAXの不便さに怒り狂う事態になるかもしれません。

 

そして極めつけは規制される時間帯がゴールデンタイムだという点。これでは、まるで混雑時だから通信が遅くなってしまっていると錯覚してしまうのも無理はありません。こういった複数の事柄が原因で価格.comではWiMAXの通信速度が不安定だと勘違いされてしまっている部分も多いです。

料金が高い

通信速度に満足していなかったり、不安定だったりという印象を受けていれば、当然誰もが思うはず。「サービスの割に利用料が高い」と。毎月4,000円払っているのに2日に1回はネット接続で問題が生じている場合、消費者は必ず解約をするでしょう。価格.comで悪いクチコミを書いている人はほぼ全てのユーザーが後日解約していると言っても過言ではありません。しかも、その後、2年〜3年契約の縛りがあることを思い出し、高額な違約金を支払わされてしまうのです。

 

その結果、WiMAXはとても悪質なサービスを悪質に販売していると勘違いしたまま二度とWiMAXを利用しなくなります。固定回線はプロバイダの質によってインターネットの速度がピンキリだし、工事が不要なWiMAXはダメ。すると残るは携帯キャリアのネットプランを増量するほかありません。あれが一番高額なのですが、最も安易に契約できるため、消費者は逃げ込むようにそちらに流れるでしょう。辛抱強い人は固定回線を契約して当たりプロバイダを引くまで粘り続ける人もいるでしょうが、いずれにせよWiMAXからは遠ざかっていきます。

価格.comのクチコミから見るWiMAXの問題点

まずUQ WiMAXがもっと具体的に伝えておかなければならない点の1つに、自分たちはあくまでも大手キャリアの電波拠点の一部を借りてインターネット接続サービスを提供しているに過ぎないため、特定のエリアでは満足にネットを使えない場合もあるし、入り組んだ場所では電波の性質上安定した電波を供給できないこともあるし、ましてや毎日動画を高画質で視聴する人にはオススメできないサービスですよということをハッキリ言っておきべきです。

 

まずデメリットを申し上げから複数のメリットを伝えましょう。
デメリット

  • よく動画を見る人には向いていない
  • 特定のエリアでは回線が不安定になる

メリット

  • 工事不要ですぐに使える
  • 固定回線やスマホの通信量増量プランよりも割安
  • 各所で使える

 

どうしても企業は売り上げを増やしたいがために良い部分ばかりを全面的に押し出してアピールしますが、消費者も消費者でもっと賢くならないといけません。価格.comでは大勢の人々が勝手に騙された気になってWiMAXに批判的なクチコミを書いている現状がありますが、これは事前によく調べてから契約を検討することで十分に防ぐことができる範囲の問題だと個人的には思います。